入念な準備が大切!実務者研修の資格取得までの流れ
実務者研修の受講の方法
実務者研修は、通信講座ならある程度の内容は自宅で学べますが、授業のうちの何回かはスクールに通う必要があります。通学でなければ参加できない授業があるので、通信講座であっても、自宅から近い場所にあるスクールを利用しておきましょう。
資格取得までの期間
通学講座を選択すれば、10日から14日程度で実務者研修の資格を取得できます。特別な試験はないので、通学講座のカリキュラムを修了すれば、講座より自動的に実務者研修の資格が与えられます。
受講前に準備すること
実務者研修は、ある程度介護経験を積んでいることを前提に実施される講座です。介護職員としての経験が浅いという人や、実務経験自体がないという人は、実務者研修よりも簡単な初任者研修の資格取得から始めましょう。
介護福祉士としての仕事
現場のチームマネジメント
介護福祉士は要介護者のケアだけでなく、現場のリーダーとして介護スタッフの管理を行い、時には指導を行う必要もあります。
要介護者の家族とのコミュニケーション
要介護者本人だけでなく、家族に対して介護方針を説明したり、介護方法の指導やアドバイスも行ったりします。家族へのケアも、介護福祉士の大切な役割の一つだと言えます。
要介護者への身体介護
介護職員として基本的な、身体ケアを行います。食事の補助や入浴、排泄の補助、ベッドからの立ち上がり補助などが主な業務となります。
要介護者への生活援助
介護福祉士は、要介護者の生活をサポートする必要があります。食事の準備や部屋の掃除、身の回りの荷物の整理整頓など、生活を送る上で必要な作業をサポートします。
要介護者のメンタルケア
要介護者から介護に対する相談を受けたり、アドバイスを行ったりします。話し相手になったりレクリエーションを行ったりするなど、身体だけでなく精神的なケアも重要です。